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変わりゆく

イヌとヒトの絆のカタチ

 

太古のむかし

オオカミは仕留めた獲物の肉を奪い合うことで、ヒトの野営地に引き寄せられました やがてヒトの暮らしに適応したオオカミの一部は、次第にヒトとの間に絆を育み、ついにイヌとなったのです

古代ローマ

の遺跡には、ヒトがイヌの死に墓標を立て弔っていた様子が描かれています その頃イヌは他の家畜や野生動物と異なり、ヒトと愛情を通い合わせる特別な間柄になっていました

中世ヨーロッパでは

貴族の間で娯楽としての狩猟が盛んになり、イヌは主人と共に狩りに出向くようになりました 水辺で射ち落された鳥の回収や臭いを追って小型の獣を捕獲するなど、猟犬のルーツとなるイヌが作出されました

近世に入り

ヨーロッパで牧畜が目覚ましい発展を見せると、群れなす羊や山羊の放牧を率いたり 時には体を張って狼の攻撃から守ったりする牧羊犬のように、ヒトと共に働く仲間(使役犬)となりました

ペット、そしてコンパニオンドッグへ

やがて現代になると多くのイヌは開発された当初の能力とは無関係に、ヒトから寵愛を受けるペットになりました そして今、彼らは家族の一員(伴侶犬)となり、ヒューマナイズされた存在となったのです

このようにイヌは時代と共に変化するヒトの暮らしに順応し、都度必要とされる役割を見事に果たしてきました イヌに備わった“ 社会化 “能力こそ、私たちが互いに惹かれ合い尊重し合あう関係性を築けた由縁なのでしょう

それでは次の時代、我々ヒトが彼らに求める役割とは何なのでしょうか この問いに対し、3Well社が導きだした答えは「ヒト社会の伴走者」即ち「カタリスト」*1となることでした

アシスタンスドック

将来イヌはヒト社会の新たな関係性を育む促進役を担い、社会の触媒となることが期待できます しかし、そのためにはヒトもまたイヌ社会のカタリストになることが求められます

ヒトとイヌのすばらしい共生社会をカタチにするため、3Well社は両者のカタリストになりたいと願っています そして、家庭が抱える日常の問題や、地域の暮らしで生じる社会課題を解決していきたいと考えています

*1 カタリスト:社会で新たな関係性を育む促進役、社会の中の触媒を意味する言葉

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